インプラント治療とは
インプラント治療は、確実性の高い歯科治療として広く受け入れられています。
インプラント治療の治療後の痛みや腫れは通常ほとんどありません。一般治療で使用している局所麻酔で約1時間~2時間程度で治療を行う事が出来ます。 短期的なインプラント治療の成功率は、ほぼ100%に限りなく近づいてきています。しかし、長期的にインプラント治療を成功させる為に最も大切な事は、科学的・機能的かつ審美的に分析した治療計画と、充分な術前診査そしてメンテナンスです。
以前は楽観視されていた歯周病の患者様に対するインプラント治療も長期間成功を維持し続けるためには、術前の徹底した歯周病のコントロールと充分なメンテナンスが重要であるという報告が近年発表されています。インプラント治療に関する研究論文は、非常に多く報告されています。様々な可能性が示され、今インプラント治療は色々な事が出来るようになりました。
インプラント治療の特徴
- 歯を失った場所に入れ歯(部分入れ歯)の治療をした場合に比べて、わずらわしさが無く歯があった時と同様に美味しく食事をする事が出来ます。
- 入れ歯を使用している時に気になる口臭や、不快感などを気にしなくて済みます。
- 入れ歯では将来他の歯に負担がかかり、歯の健康を損ねたり歯肉がやせてきてしまい結果的に歯の寿命を縮めてしまいます。
- 入れ歯を長期にしていると口の周りの筋肉の衰え、審美性を損なってしまいます。
さまざまなインプラント治療法
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- 歯を1本だけ失った場合
- ”失われた1本の歯根の代用品”としてインプラントを1本だけ使って失った歯の部分を修復する方法は、最も洗練された治療方法であり、審美的にも満足のいく結果が得られます。
1本のインプラントによってあたかも自分の天然歯のように自然に感じられます。
顎骨の”萎縮”の心配もなく、本来の骨量を維持できます。
ブリッジを入れるときのように健康な隣の歯を削る必要がありません。
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- 数本の歯を失った場合
- この場合もインプラントが理想的な解決法となります。
数本のインプラントを歯のない部分に入れ、これを土台としてヘッド部にブリッジをかぶせます。
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- 歯がまったく無い場合
- 歯が1本も無い場合の修復にはよくインプラントが利用されます。インプラントのヘッド部をバー状の維持装置で連結し、その上に取り外し式の入れ歯をしっかりと固定することができます。